七人のマッハ!!!!!!!

七人のマッハ!!!!!!! プレミアム・エディション [DVD]
なんじゃこれ。
アクションは凄いけど、それだけ。


特に必要でもないアクションを多発して、おそらく怪我人も多発したんじゃないかな。
なんか、ここまでやられると人の命を軽んじているように見えてしまって、見るに堪えないかも。


はっきり言って、マッハ!はストーリーは陳腐ながらも破綻しておらずアクションによる作為もストーリーから逸脱している感じまではしなかった。
それなのにこっちは、ストーリーがそもそも駄目で、「派手なアクションシーンを撮る」のが主であって、ストーリーはそもそも枝葉の扱いで、アクションシーンを1個1個スライドショーで見せるのと大差ない。
つまり、ストーリーが破綻しすぎていて、映画としての体を為していない。
マッハ!ではブラッチャヤー・ピンゲーオが監督、パンナー・リットグライがアクション監督ということでうまくいっていたのが、パンナー・リットグライを監督に据えてしまったのがあからさまに失敗だと分かる。


題名も酷い。
英題の「Born to Fight」も訳わかんないけど、邦題の「七人のマッハ!!!!!!!」といったら、マッハ!の続編だと思われてもおかしくない題名だよね。
その辺の錯誤を狙って付けたのだとしたら、もう、詐欺だよ。