ALONE TOGETHER 本多孝好 著

ISBN:4575508446
これもNoimageか…。寂しい…。


この作者の作品を読んだのは初めてだったけれど、結構好きになってしまった。
個人的に初めての作品なので、この筆者の書体については分からない。
もしかしたら全ての作品に共通することなのかもしれないけれど、それでも敢えてこの作品を一言で言い表す言葉を並べるなら、「瑞々しい」が最初に来る言葉な気がする。
次は「儚い」かな?
上手く表現できないけれど、そんな感じ。


主人公自身の謎とか、自問じみた問いの数々に心が引っかかっていたら、ちゃんとそれぞれについての答えが用意されていた。
その答えについては好き嫌いが分かれるかもしれないけれど、個人的には結構納得出来た答えだった。
いや、納得というか満足かな?


とはいえ、その答えが出た時点でようやくこの物語がどういうジャンルに属するのか分かる感じなので、この本のジャンルを想定して読んでいた人はきつかったかもしれない。