読書
何だかなぁ。 二転三転。 一応、設定上の齟齬は無いように俺には見えるけど、やっぱご都合主義的であることは否めないな〜 なんかイロイロ盛り込んでたなぁ〜ってのが読了後のシンプルな感想かも。
うーん。けっこ微妙な読後感。 これ明治時代なんだよな。 「相も変わらず」なのかも。
なんか、はてなのリンクでコージィ城倉で飛んで気づいたんだけど、「砂漠の〜」とか「おれは〜」とかも代表作なんだね。愛米はリアルタイムで、前述のは単行本で読んだけど、もう、フォローしようがない出来だったよね。 あぁ、そういう「論」を唱えたいんだ…
いやはや。 前半良かったのにねぇ。 2巻くらいまでかな? もう、工業用途で水資源とかでてきたときに、こいつは何を言っているんだろうか?とか思ってたんだけど、案の定。 4巻に来たらグダグダ。 ほんとに、このコージィ城倉って人は伏線とか向かないよな。…
10巻読了。 けっこ良い。 オチ以外は。以下いろいろ
初めてちゃんと読んだ。 いやはや。 ネタがくだらなすぎるけど、心理描写等の表現力はすごいかも。 ネタにしても時代を考えれば妥当なものかもしれないけれども。 まぁ、それは古典に過ぎないと表現しているようなものだけれども。しかしまぁ、とりあえず、…
読んだのは図書館の保存図書に指定されていた初版本のハードカバー。 当然、巻末に人物相関図みたいな便利なモノがついているわけでもなく、序盤の複雑すぎる人間関係の描写が全く頭に入ってこない。 その後、そこそこ人間関係が頭に入って読めるようになっ…
かなり良質のサスペンス。 序盤の冗長になりそうなところを上手く展開させてテンポ良く仕上げている感じ。 後半の盛り上がりや、心理描写なんかも良さげ。 個人的には文章的にいまいちな部分や、場面描写間の接続が微妙なところもあった気がするけど、かなり…
文章酷すぎ。 これまで読んできた出版されてる文章のなかで間違いなく最悪の文章。 こんな酷い文章を本にしちゃって、剰え売っちゃっていいの?>ダイヤモンド社さん 内容もろくでもないし、マネジメントを引用している部分以外は読むに堪えない。 著者は、…
いやはや。 読みやすく、そして読ませる。 やっぱりおもろいです。 比喩は相変わらず秀逸です。 この辺については、この筆者に関しては言い尽くされてる感が否めないんで、もうやめます。 なんか、BOOK2までは絶対終わってない感じがしたけど、本書はこれで…
読んだのは新潮だけどいちお商品をリンク。 いろんな意味で面白いけど、ちょっと戯曲的に過ぎるかな。 正直、ご都合主義的。 何度も同じところで忘れるっていうのがキーワードで、それが自分の探していた言葉と出会うことだとかなんとか色々理由をつけてるけ…
衝撃的なネーミングで目を引く本書。 読中感はいいけど、読後になーんも残らないのはいつも通り。 相変わらず、スケッチ的な文章というか… 沢山の言葉を連ねることで、ようやく一つの線を描いている様な文章なんで、一つ一つの言葉に力が無いからなのかなぁ…
雫井脩介3冊目。 プロットは陳腐で、先の展開が見え見えなのは今まで読んできたのと一緒だけど、やっぱり読みやすさは特筆もの。 さくさく読める。 あと、前の方の伏線もちゃんときれいに回収して、落ち着きどころにちゃんと納める、前後の齟齬無く、物語に…
今更読んでみた。 古いからしゃーないけど、終わり方とか微妙ね。 人物描写とかはすごいけども。
いあまぁ。 題名がそうなんだからそうなんでしょう。 ホントに「グロテスク」かも。 オチが無くて淡々とした感じ… なんて簡単に言えない、多視点作品の妙はあるけど やっぱ、山感が少なくて、平坦な感じではあるのかなぁ。。。 ま、この作者なんで期待が大き…
荻原浩初読。 正直言って、けっこ良いです。 ドラマ化されてたんだね。 ちょっと見てみたいかも(w 読みやすい文体も手伝って、読み始めから引き込まれます。
文藝春秋の芥川賞掲載号で読んだんだけど、取り敢えずこれで。 なんか、あまりに省略しすぎなところもある気がするけど、けっこいいかも。 読後感が良い。 なんか、山田詠美が蟹工船を引き合いに出してたけど、書いてある一つ一つの事実は、蟹工船チックなの…
切ない。 悲惨です。 正直、厳しいです。 救いもほとんど無いですし。 この本は、児童書と一般小説の年齢的間に位置するヤングアダルトに属するからだと思いますが、重い内容に比して文体が平易です。 主人公も13歳ということで、その辺も要件を満たしてるん…
島村洋子初読。 けっこ良いです。 軽い読み口の恋愛小説。 内容はありそうで考えさせられる部分あり、「ありえねぇ」「妄想入りすぎ」とか拒否反応が出まくる部分あり、って感じだけれども、文体とか比喩のバランスとか流れとかがけっこ良いです。 けど、視…
鳥飼否宇初読。 んー。 特に書くこともないなぁ。 推理小説らしい。 体裁とかどうなのかなって感じだけど、そうなるように指向してる意図は見えるという感じ。 中身的には大仰にぶちあげといて、すっかすかで、見え見えなネタばかり。 ところで、この本って…
切ない。 胸苦しい。 圧倒的な描写力により、多視点で描く恋愛小説。 各視点の情景、心理の描写が素晴らしく、名文、名言が溢れている。 相変わらず、付箋を用意したくなる。
首藤瓜於初読。 面白いです。 序盤からぐいぐい引き込まれる読みやすさで、情景描写や比喩もバランス良い感じ。 プロットとか伏線とかの、物語の構成も申し分ないし、貶しどころがあまり見あたらないです。 敢えて言うなら、ネーミングに難があるのと、終わ…
石持浅海初読。 けっこ良いです。 読みやすいです。 前後の齟齬もみあたらないし、読後感もけっこ良いです。 伏線が効いてて、後になって繋がる感覚が小気味よい感じ。 でも、読みやすすぎて、すっきりしすぎな感じかな。 ま、設定が突飛だし、素人探偵に無…
沢木冬吾初読。 悪くはないと思う。 けど文章表現がいまいち。 主人公が、ダーティーヒーロー(?)なハードボイルドって奴だと思う。 文章表現を詳しく行わないのを「行間があること」だと誤解しているか、短文を書き連ねることがハードボイルド的表現だと…
谷村志穂初読。 うーん。まあまあ? お昼のメロドラマの風情*1。 これって恋愛小説なの? よく分からない。 ありきたりなプロット。 2世代*2に渡る人間模様を多視点で描写する。 大河ドラマ…なの?*3 *1:あんま見たことないけど、そんな感じ *2:3世代に渡…
池井戸潤初読。 けっこ良いかも。 けど、比喩表現はいまいちかな。 あと、ネット関係の知識も薄そう。 サスペンスもの。 (以下ネタバレ)
地下室の手記 (新潮文庫)作者: ドストエフスキー,江川卓出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1970/01/01メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 65回この商品を含むブログ (152件) を見る戯れ言を戯れ言でなく文学へと昇華してしまうのがこの筆者たるところか。 と言…
良いです。 エンタテインメント性に優れた、サスペンスタッチの、クライムノベルという感じ? 序盤からぐいぐい引き込まれます。 かなりな読みやすさ。 死刑囚の手記という形式を取ってます。 これに関しては、部分的に齟齬がある気もするけれど、独白部分の…
花村節炸裂。 花村萬月らしい作品。 底流にあるのは、孤独感かな。 貢を突き動かすものは嫉妬だが、貢自身はそれに気づいていない。その感情が嫉妬であるとは、思ってもいないし、自覚していない。 嫉妬とはそういうもので、自分が嫉妬していることに気づく…