愛された娘 梅田みか 著

愛された娘 (角川文庫)
梅田みか初読。


うーん。


この感想は、著者の狙い通りにはまってるのかなぁ…。
って、何度も思う作品。
結局、最後までどっちかわからなかったけど、狙ってなかった気がする。
その辺が評価の分かれ目なんだけど、狙ってなくて天然だとすると、よっぽどだ。


ところで、月って和合するんですかね?
って、何と?


ソースのないオカルトに固執し、浅薄で誤った知識を披瀝することが、「美」なんだそうです。
この世の中の絶対的な価値は、主人公の主観によって構成され、そうでないものは間違っていたり、美しくないらしいです。


「(前略)人の意見なんかで自分のどこかが否定されたりしない(後略)」

らしいので。
もうね。


あと、描写力がちょっと…です。*1
また、伏線は生かさなくても良いらしいです。*2


ついでに、私信を解説とはいわないと思います。

*1:私の読解力が不足しているのかもしれませんが

*2:はじめから伏線なんて存在してなかっただけかもしれませんけど