はてな:質問ウォッチ:「タバコを吸わない人は喫煙による害をあげて…(後略)」

http://www.hatena.ne.jp/1112844482
一応、カテゴリに「禁煙」を載せているのでみてみた。


んー。
必死だなぁ。
と、思うなぁ。
ま、良いんですけどね。


(以下、この質問内容には関係がないと思います。)

その回答のなかでもかなり秀逸だとおもったのがこれ。
http://www.letre.co.jp/~iwaki/smokers/smoke05.html
なるほど。
っと言う感じ。
質問者にはけちょんけちょんに書かれてましたが(w
個人的には秀逸だと思う内容でも、気づいてない人には受け入れられないのです。
悲しいけど。


直上のリンクにも書かれてますし、個人的に何度かふれてますけど、煙草と酒の違いってのは端的にいうと、やっぱり依存性、中毒性なわけですよ。
確かに、アルコール依存症の人はいますけど、その禁断症状ってーか、中毒症状の出るまでの常飲レベルが全く違う。
煙草1本からスタートするとして、一日1箱吸うレベルに達してたら、30分に1本くらい吸ってないと寝る時間すらなくなる訳ですが、そんな人は当たり前に居ますね。
その状態がすでにニコチン依存症な状態な訳ですよ。
つまり、煙草を吸っている人≒ニコチン依存症な訳ですが
飲酒をする人≒アルコール依存症ではないわけです。
これにより、依存性が違うのは明らかではないでしょうか?


けれど…まぁ、自分もそうでしたけど、煙草を吸う人の多くは、自分がニコチン依存症であると認めたくないんですな。
これは個人的な意見ですが、喫煙ってのがかっこいいと思いたいからじゃないかと。
「依存症」ってかっこよさってのは対極にあるじゃないですか。
薬物に負けて、自分を律することができないわけですし、そりゃーかっこ悪いと。


まぁ、自分の立脚点をちゃんと見れない人には何を言っても無駄ってことで。


で、他人のことはよく見える、自分のことは見えにくいってのはホントのことでして。


多くの喫煙者が言う台詞ですが、
「一部の喫煙者がマナーを守らない」
ってのがありますね。
それって、自分が気づいていないだけってことは無いでしょうか?
禁断症状*1がでてるときは、その規範も弛みがちなんですよ。
吸いたくて吸いたくてしょうがないときに、周りを見ている余裕なんか無いんです。
昔喫煙者だった私にはよく分かるんで、かわいそうですが。
我慢できてないんですよ。
禁断症状が強くて。


だから、比率は分かりませんが、喫煙者にはマナーが悪い人が多くいます。
決して一部ではありません。
また、自分が「ニコチンの依存症である」と認めない、つまり、自分の立脚点すらも直視できない人が多くいます。
直視できない人は、直視できない故に、マナーを軽視しがちです。
つまり、マナーが悪い人が増える要因となっています。


で、そういうことを認める人は喫煙者の中には少ないでしょう。
それがもっとも大きな問題なんでしょうね。


きっと喫煙者は、禁煙に成功して、非喫煙者の立場から平たく喫煙者を眺めないと、喫煙者がどう見られているかってのを、実感するのは難しいんじゃないでしょうか。
自分もそうだったので、恥を忍んで言いますが、禁煙に成功して初めて、自分の過去の行いを恥ずかしく思うことができたのです。


喫煙者だった当時は、私も「一部の喫煙者が〜」と思ってました。
でも、それは間違っていて、自分もかなりマナーにもとる行為を行っていました。
で、それを許容されると勘違いしていた。
今は、そのときの自分が恥ずかしいです。


これだけ書いても、分からない人には絶対に伝わらないんだろうなぁ。
そういうことも分かっている。
つまり不毛だって分かってるんですがねぇ。

*1:認めなく無い人には分からないかもしれないですが