C.H.E. 井上尚登 著

C.H.E. (角川文庫)
井上尚登初読。


けっこ良いかも。
エンタテインメント。


けど、くどいかな。
「チェ」については、表書きにも書いて、中でも何回も何回も触れてます。
エルネスト・チェ・ゲバラのチェの由来について、筆者は驚きがあったのかもしれないけれど、個人的にはそんな驚きも無かったので、そんなにくどくど何度も書くのはセンスを疑うかも。
しつこいよって感じ。
題名にしてるからこだわりを見せるのも分かるけど、くどすぎて正直辟易。


あと、エピソードとか先が読めすぎ。
これはくどさにも繋がるけれど、書きすぎなんで先が見え見え。
エンタテインメントとしてはこの辺は頂けないかも。
とはいえ、スピード感とかスリリングな感じとかはけっこ良いと思う。


そーいや、てにをはには気になる部分がいくつかあったなぁ。