雲のむこう、約束の場所

んー。
切ない。
青春ものの作品。
雰囲気は良い。

様々な設定がバックグラウンドにあると思われるんだけど、概ね分かるけど全部は分からない感じ。
この辺は絶妙なバランスなのかな。
妙な余韻を生み出してる感じ。

けど、雰囲気は良いけど、プロットは色々突っ込まれるかもしれんかも。
対立軸があり、視点が一方的過ぎる*1ので、相手方が妙に無機的。
無機的故に、独りよがりが許されている。
そんな感じ。

（以下ネタバレ）
ところで、作中の時間って少なくとも３つはあると思うんだけど、一番新しい時間の主人公は妙に不幸そうで、ラストは何だったんだろうと見返してしまった。
私の気のせいだと良いのだけれど。

*1:ま、物語の構成上あたりまえだけど