セブン+(プラス)

へ〜。
なんかアレだよね。
評判の良かったセブンに絡めなくてもよかったんじゃないかな。
個人的には、まぁ、主人公のエコーの具合なんかから、微妙な感じではあったけれど、最後の最後に明かされる主人公と相棒父娘との関係への導き方、殺害方法への接続なんかで、妙に腑に落ちた感があって、悪くないとは思ったけど、題名がこれだと確かに微妙なのかもな〜。


その関係があるっぽく宣伝した、セブンとの絡みとか題名とかを考えなきゃ、けっこ良いサスペンスではあると思うんだけどね。


(以下、色々)
でも、最後とか気持ちは分かるけど、意味わかんねー。
心が通じ合ったってのは、完全に気のせいってことか?
そもそも、相手の心の傷の原因が自分の父親にあるってことがわかった→自殺
って、ならわかるけど、わざわざ以前に経験した同じことを踏襲し、しかも相手に心の傷を残す形を選択するってどんなサドだよ。
自分の罪を自覚した人間のやることじゃねーな。


まぁ、そこが異常者が異常者たる所以なんだろうけれど、じゃ、逆に異常者が自分が異常だと自覚することの意味ってのがこの作品の中ではなくなっちまうことになるわけだよね。
その辺、微妙といえば微妙なのかも。