[映画]セックスと嘘とラスベガス

原題は、Sex and Lies in Sin City:The Ted Binion Scandalなんで、まぁ、間違ってはいないけど、有名になったセックスと嘘とビデオテープを意識した邦題なのかなぁ?
でもま、セックスと嘘「の」ラスベガスじゃ、確かに冴えないかもしれず。
ちなみに、これってTVの映画なんだ。
なるほど。


なんか良く知らんけど、実話を元にした映画なのね。
っても、テッド・ビニオン事件なんてしらんけど。
結局、実話を元にしているから、結末は一緒にしなきゃだめっつーことで、途中の肉付けがこの映画のキモだと思うんだけど、それぞれの人物の「主観」を映像にして挿入する手法がけっこ生きてる感じ。
後半の記者同士の会話に多用することで、挿話がそれぞれの「主観」であって事実じゃないことをちゃんと明示しているところがポイント高いかな。
でもまぁ、後半の主題であるところの法廷闘争も弁護士や検事にスポットを当ててるわけでもないので薄くなりがちだし、そんなに昔の話でもないからしゃーないけど、事実に切り込んでいく姿勢も見られないので全体的にうすーーーい印象のまま終わった感じは否めないなぁ。