[映画]センチメンタルヤスコ2009

舞台演劇だけど映画カテゴリで。


うーん。当たり前だけど前のを見ていると驚きがないし、キャストの変更による違和感がすごい。
全体としてセットとか諸々グレードアップして音響効果とか重厚になった気がするけど、その重厚さ故に冗長になったところがあったり、演出的に不要になった部分を削りすぎてて淡白になったりしてるかも。
個人的に前作のラジオ体操のシーンは演劇っぽくて嫌いじゃなかったし、7人の「男」それぞれの重み付けを等価に近付けようという演劇っぽい意図も嫌いじゃなかったのに、今作は重要人物だけに過剰な重み付けが為されてそれ以外の人物はセリフすら削られてる始末。
前作見た後に演劇を見に行きたくなったと書いた気がするけど、今作は見てもそうおもわないかな。
正直、今作を作った意味が分からない。