ほしのこえ

ほしのこえ [DVD]
ん〜。
なんか唐突。
人間の生活が余り変わらないとしても、搭乗型ロボット&異星人との戦争というネタと現代の日常生活の間には流石に違和感がありまくるかな。
ま、それが良いのかもしれんけども。
なんか、これもへっぽこSFって奴なのかもしれん。


(以下ネタバレかも)
携帯電話の届く世界が自分の世界だと思っていたとかいう独白から始まるんで、その世界がかなり小さいというイメージなんだけど、最終的には8光年以上先からでも電波が届くらしく、「その世界」のあまりの大きさに唖然という感じ。
携帯電話*1で地球に向けてメールを発信するんだけど、電波も光の速度を超えられないという特性のため、到着するのは8年以上先になってしまうという設定。
おそらく母船が中継して地球に電波*2を届かせてるという設定なんだろうけど、8光年を届かせられるものってなんだろう?
普通の携帯電話の電波じゃ流石に無理っぽいよね?
よくわからんですが。
あと、この話のワープですけど、どういったものなのかしら。
ワームホールみたいなものを介するイメージかな?
で、帰る点は発見されていないというような?
ちなみにシリウス星系への到着にはどれくらいの時間*3がかかっているのかな?
さすがに0ってことは無いだろうけど、超高速航行だとするとその船と地球との間には時間の差が出来ているということで?
なんか、このへん考えれば考えるほど色んな辻褄が合わない気がする。
ま、この辺は突っ込むべきところじゃないんだろうけどね。


あと、タルシアンがミカコに精神的にコンタクトしてきて、「もっと遠いところに地球人を導く」みたいなところがあるけど、その回答が「ノボル君に会いたいだけ」って回答してるところがいまいち分からない。
戦争が進歩を促進するエネルギーとか言うのは分かるけど、なんでわざわざコンタクトしてくる必要が…?
ん〜ってかんじ。


あと、最後の最後に、『ほしのこえ』として、時間も空間も超えて相手に伝えたいことが「自分がここにいる」ことだというのは、なんか象徴的でもあるけど、妙に薄くて寂しいかも。

*1:もしくは携帯電話型通信端末

*2:か何か

*3:地球では